剥離剤が使えない現場 1
インスタには色々と洗浄で剥離する実験の写真をアップさせていただいていますが、いろんな現場をやっていると剥離剤が使えないけど剥離をしないと行けない状況になることがあります。それは建物の運用上の問題、排水の問題、予算の問題、時間の問題など様々な問題から剥離剤が使えない理由が発生します。
実際にこの数ヶ月で数件そういう現場に依頼があり立ち会うことがあったのです。
・剥離汚水の産廃処分は予算上難しい
・下水道が整備されていない地域
・剥離剤を浄化槽へ流せない
・24時間人の往来があるのに狭くて時間的物理的に不可能
でも剥離はしないといけないという状況が…
また剥離剤だけでなく、一般的な洗剤は環境に悪いだけでなく、作業で使う人の健康、その建物で生活する人にまで長期的に悪影響を及ぼします。
作業をしていても剥離剤の揮発した空気を吸うだけで具合が悪くなるのはそれだけ感覚が敏感であるということです。
そもそも
・剥離剤を使うのが当たり前のビルメン業界が異常
・剥離を先延ばしするためにバフを使ってワックスを塗らないドライ管理でワックスの粉を撒き散らかすのが異常
・作業に入れば入るほどワックスが黒ずむのが異常
という異常なことが当たり前の業界です。
とても簡単な話なのですが、
ワックスの塗布量ー洗浄で減膜するワックスの量
これがマイナスになっていれば剥離作業は存在しないのです。
ドライメンテナンスではワックスを塗らないことでこれを実現しようとしました。
ナノプラスでは、バフによるワックスの粉が空間を汚すことを本質的なメンテナンスからずれているということで、洗浄で光沢復元する幅を増やすことを研究し続けてきました。
ワックスの塗布量0層ー洗浄で減膜するワックスの量1層であれば増えることはありません。
むしろどこかでワックスを塗らないと追いつかないメンテナンスです。
またしっかりワックスを塗るにしても、しっかりと減膜ができていれば良いだけの話です。
これを実現するのに、フロアメンテナンス基礎ができていないといけなかったわけです。
しかし最近では洗浄機1パスやポリッシャーのタンク出し洗浄でも光沢復元洗浄がそこそこできるようになってしまい、割と誰でもそれができるようになってしまいました。
次回へ続きます。
2026年09月24日 00:00