洗浄後のリンスの話 3
前回からの続きです。酸によるリンスですが、酸性に傾いた場合のリスクについて指摘する人は少ないものです。
アルカリ性に傾いたままの方がまだリスクは少ないのです。
酸性→パウダリング(まともな被膜にならない)
アルカリ性→硬化不良(パウダリングほどひどいことにはならない)
これを知っているから日本のワックスメーカーはリンスに酸を使うことを推奨していないのです。
本来のリンスの手法としては、
酸でリンス→回収後水でリンスし中性に戻す
のが普通なのですが、それなら最初から水で2回リンスすれば済む話なのです。
どうしても酸でリンスしたいのであれば、回収作業の際に洗浄機にクエン酸を希釈していれて洗浄しながら回収という方法もなくはないですが、最初の洗浄液洗浄もしくは剥離式れていない場合にはその後は取れないということになりますし、下に残っていたワックスは剥離にくくなります。
その研究も昔したことがあるのですが、全くもってやる意味がなく、水でのリンスで良いという結論です。
多機能還元水とまないのきよみずをナノバブル水で1000倍希釈することで、剥がした汚れが再付着しにくく、洗浄液中に溶け込みやすくなり、回収率は上がります。
純水を使ったリンスよりこの組み合わせの方が回収率は高くなります。
カーペットだとそれがより顕著に出ますから、エクストラクターの中には希釈したものを入れます。
次回へ続きます。
2026年09月14日 00:00